京都市右京区の名所・旧跡・美味しいケーキ・美味しいお菓子
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2021.02.08(Mon)
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嵯峨・油掛地蔵尊
京都市右京区嵯峨天龍寺油掛町30−1
前々から気になりつつも通り過ぎていた場所に立ち寄って来ました!
ここのお地蔵さんは「大覚寺油掛地蔵尊」と書いた額が掲げてありますが、本当は「阿弥陀如来坐像」です
何でも1310年鎌倉時代の延慶3年の作で相当古く、京都以外の地域であれば重要文化財に指定されていてもおかしくないものだそうですが、哀しいかな京都には隠れ重要文化財級の遺物がゴロゴロしているみたいで、中々指定されない事情もあるそうです・・・・・
遠くからでもわかり、近づくといやでも分かるのですが本当に「油」がたっぷり掛かっています(笑)
しかも「食用サラダ油」がたっぷりと・・・・・(^_^;)
何百年も前には油は本当に貴重品で、その貴重な油をお地蔵さんにお供えすることにより、商売繁盛や家内安全、健康長寿を願掛けされた歴史があります
春先のポカポカ暖かい日や、夏の涼しい夕暮れ、秋の紅葉の季節、冬の木漏れ日の結構寒い日でも、地域の人達が掃き清めた集会所や外に置いてある長椅子に誰かおられて、地元の方達がこのお地蔵さんを大切に守られてきた歴史を感じます!
今またバイオ燃料が注目され増産されており、その関係で食用油やその原料の値上げが行われようとしてますし、いつまた将来油が貴重品になるかわかりませんからね
そしてたまにはこのお地蔵さんも「あっさりしたお供え物」が食べたいかも知れませんし(笑)
皆さんもまた機会があれば一度立ち寄ってみてください!
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2007.09.17(Mon)18:47